平社員でも人事戦略を考える教材!②-NETFLIXの最強人事戦略 自由と責任の文化を築く
■なぜ、この本を読んだのか
社会,企業などのメディアニュースで目立っているネットフリックスが、どういった文化だったり、ヒトに対してどういった考え方を持っているのか知りたかったから
■自分はどう思ったのか
①成功に貢献することが最大のモチベーション
・優れたチームは嬉々として挑戦に立ち向かう 多いのは、目の前の課題(それも上司や意図せずして設定した
・されたもの)を愚痴っている人々かなと。 楽しんでいる人は、自ら課題を探して、設定している人たち。 途中、新しい課題が出ても、挫けずにトライ&エラーしている。(=楽しそうに見える)
・迅速でなければ、思いがけないニーズやチャンスに対応できない それは目標,時間と資源の配分、集中して取り組む課題や、それを解決するための手法を、事業や市場、顧客の必要に合わせて絶えず変化させていく必要があるということ。
期初に作成する(ほぼ予測からずれる)予算やシミュレーションに時間を割いて、半期に見直す習慣は変えていきたい。 一社員でもできることは、2,3ヶ月一度は、3ヶ月単位のロードマップを作成し直して、アクションと一緒に上司に提案し続けることかなー(´・ω・`)
②従業員一人ひとりが事業を理解する
・課題が何であるかつねに伝える
・人は仕事に娯楽を求めない 事業課題や競争環境、達成状況の共有も必要!
そうすれば、質問やアイディアを出す環境が少しでも作れるはず。
すでに問題意識があれば、一社員でも情報を取りに行くことはできる(はず)。(´・ω・`)
■世間や客観的な意見はどんなものがあるのか
スラスラと読めます。
現在スタートアップで働いており、大企業よりはルールというものに縛られていないが、Netflixはそもそも法に触れなければ良い、それ以外は自由というもの(特に話題になった有給の概念がないはこれに当てはまる)。
そもそもNetflixにとっての従業員への最大のbenefitが優秀な人財と仕事ができるという考えは、なかなか福利厚生を求めたがる日本の大企業で働いている人には、「理解」はするけど、自分への見返りが目には見えないため「納得」はできない部分かもしれないです(巡り巡って良い方向に絶対に動くと思いますが)。 また、ビジネスモデルを今のモデルに大きく転換したときの組織内の雰囲気、上層部の考えなども本から読み取れ、とても面白い作品になっています
amazonレビューより抜粋
■この本をどんな人に読んでもらいたいか
・人事,採用担当者
・部やチームの環境、雰囲気をポジティブに変えたと思っている管理職、チームリーダー
・会社の雰囲気、モチベーションなどに問題意識を持っているメンバー