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1児のパパ・サラリーマン。EC企業に勤めています。Web広告やSEO対策やら、BIをがちゃがちゃ触っています。

新企画・新商品の作り方・伝え方~1秒でつかむ「見たことないおもしろさ」で最後まで飽きさせない32の技術

本書は、「市井の人」をひたすら取り上げる「家、ついて行ってイイですか?」のテレビ東京のディレクターである著者が、いままでの経験とそこで使ってきた「企画術」と「伝える技術」を紹介されています。

 

1秒でつかむ 「見たことないおもしろさ」で最後まで飽きさせない32の技術

1秒でつかむ 「見たことないおもしろさ」で最後まで飽きさせない32の技術

 

 

■新ジャンル開発力


・「成功しているものを改良しよう」という付加価値をプラスする「足し算」の発想が多い
・でも資金やヒト、時間などのリソースが足りない。。
・逆説の思考で戦略を考える = 「ジャンルの常識」を根底から覆す実験
・もし見たことないのないものを作ろうと思うなら、そのジャンルをじっと観察する
・そして、それまでは気付けなかった「あたりまえだ」と受けれいれているルールや基本構造を発見する
・常識のことだから、本当に(・_ ・)ジーッと見る
・常識が自明とされていればいるほど、そのジャンルの「基本中の基本」だと思われているほど、それを否定したときのインパクトは大きい

 

■千利休式「引き算」力


デメリットを上回るメリットがある場合にのみ、引き算する
・「家、ついて行ってイイですか?」の場合、ノーナレーション・ノーミュージック、街を歩いている人が主人公(意図的に選ばない)
・深夜の緊迫感、一番伝えたいメッセージの強調、圧倒的なリアルさというメリットが生まれた

 

■親鸞式「ネガティブLOVE」力


・ネガティブなものでも、「組み合わせ方」「切り取り方」「ストーリー」「機能」次第でポジティブな魅力を発見することができる
・「吉木りさに怒られたい」の場合、本来はブチ切れないアイドルがブチ切れる「新鮮さ」、本来はウザいブチ切れの「おもしろさ」、本来はウザいブチ切れの「サウナ的」魅力、本来はウザいブチ切れの「広告的」魅力

 

キャッチなータイトルがすごく目を引きます。
内容もすごく分かりやすく、仕事でも利用できるようもっと読み込みたいと思います!
ほかの企画術や取材術、伝え方、多くの人に深くササってバズらせる技法がたくさん紹介されています!!
興味がある人はぜひ本書を手に取ってみてください!

 

1秒でつかむ 「見たことないおもしろさ」で最後まで飽きさせない32の技術

1秒でつかむ 「見たことないおもしろさ」で最後まで飽きさせない32の技術