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1児のパパ・サラリーマン。EC企業に勤めています。Web広告やSEO対策やら、BIをがちゃがちゃ触っています。

新入社員におすすめ!-ビジネスマンのための「数字力」養成講座

 

以下、備忘録!

 

ビジネスマンのための「数字力」養成講座 (ディスカヴァー携書)

ビジネスマンのための「数字力」養成講座 (ディスカヴァー携書)

 

 

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■数字力とは

数字で把握し(数字とその定義や意味することを知る)、

環境や原因と結果(数字)を関連付け、

数字を改善し、つくっていくこと。

 

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■数字の見方」七つの基本

1.全体の数字をつかむ

2.大きな数字を間違わない

3.ビックフィギュアを見る

4.大切な小さな数字にはこだわる

5.定義を正確に知る

6.時系列で見る

7.他と比較する

 

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■数字力を阻害する六つの罠

1.数字は客観的に見えても、解釈には主観が入る(バイアスがかかる)。

2.バイアスの原因には、見え方、常識、名前、思い込みがある。

3.一見、統計的に処理されていると思うことでも、間違いが生じる。

4.自分はバイアスをかけながら数字を見ていると思うこと!

 

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■数字力が高まる五つの習慣

1.おもな数字を覚える

2.定点観測する

3.部分から全体を推測する

4.数字を関連づけながら読む

5.常に数字で考える

 

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■これだけ知っていれば、世界が見える、会社が見える

<マクロ経済の数字>

●国内総生産(GDP)

 →国内で作り出された付加価値の合計。

●日銀短観業況判断

 →日本銀行が、四半期に一度企業に対して行う「短観(企業短期経済観測調査)での業況判断

●景気動向指数

 →景気を先取りして動く「先行指数」、景気と並行して動く「一致指数」、景気に遅れて動く「遅行指数」の三つの指数がある。それぞれの指数が東証株価指数、実質機械受注(先行指数)、大口電力使用量、有効求人倍率(一致指数)や家計消費支出、完全失業率(遅行指数)などのそれぞれ10程度の指標から算出される。

●現金給与総額

 →所定内給与(基本給に相当するもの)と所定外給与(残業代等)に特別に支払われた給与(ボーナス等)を加えたもの

●有効求人倍率

 →求人数を求職者数で割ったもの

●M2+CD

 →マネーサプライの代表指標。マネーサプライとは、経済全体に供給されている通過の総量をいう

●マネタリーベース

 →現金通過と日銀当座預金残高を合計したもの

●国内企業物価指数

 →企業間で取引される商品価格に商店を当てた物価指数

●外貨準備高

 →国が輸入代金の決済や、借金の返済などの対外支払いに充てるために持つ、公的な準備資金

●国際収支

 →ある一定期間に生じた海外との取引の収支合計

 

<ミクロ会計の数字>

●資産、負債と純資産

 →賃借対照表(バランスシート)。資産は、企業が保有する財産で、その財産を調達するための手段が負債と純資産。負債は、将来のある時点で資金の返済。純資産は、企業が解散でもしないかぎり返済の義務がない安定した資金調達源。

●売上原価と仕入れ、製造原価

 →売上原価は、販売したものの原価をいう。製造原価は、原材料費・製造に関わる人権費・製造に関わる経費。

●棚卸資産

 →原材料、仕掛品、製品

●減価償却

 →建物や機械のように、長期にわたって使用する資産を、その使用期間にわたって費用化していく考え方

●売掛金と買掛金

 →売ったけれどもその代金を回収していない状態が売掛金で資産勘定。手形を受け取った場合が受取手形

●売上総利益と営業利益、経常利益

 →売上高から売上源家を差し引いたものを売上総利益。営業利益は、売上総利益から、販売費および一般管理費を差し引いたもので、企業のオペレーション上の収益力を表す。さらにここから、金利などの営業外収益、営業外費用を調節したものが経常利益。

●営業キャッシュフローとフリーキャッシュフロー

 →企業が営業段階で稼ぐキャッシュフローを営業キャッシュフローという。フリーっキャッシュフローは、企業が自由に使えるキャッシュフローのことをいう。

●利益とキャッシュフロー

 →利益とキャッシュフローは違うこともあり、利益は出ていてもキャッシュフローが不足して倒産する黒字倒産ということも起こりうる

●財務会計と管理会計

 →財務会計とは、企業が外部の利害関係者のために開示するための会計をいう。管理会計は、企業内部の主に経営のための諸指標を作るための会計

●時価会計

 →時価会計とは、いわゆる国際会計基準導入の一環として2001年3月期決算から導入された

 

ビジネスマンのための「数字力」養成講座 (ディスカヴァー携書)

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